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1.6倍
2013/10/03(Thu)
1.6倍とは、消費税が5%から8%になった場合に、消費税課税事業者が支払う税金の増加割合です。

単純に5%÷8%=1.6です。

前期と全く同じ収益と仮定して、前期の消費税額が、100万円とすれば、100万円×1.6=160万になります。

なんと、60万もアップします。たかだか、3%アップと思いきや、事業者が支払う金額は、相当増えると思って下さい。

対策としては、毎月、概算で消費税納付分を定期積金などして、決算申告の納付に備えて下さい。

予想納税額を教えてくれない、税理士さんであれば、申告書が出来上がってから納付額を言われたら、思った以上の納付額でびっくりして、支払えないこともあるかもしれません。

1.6倍。

恐ろしいです。

消費税は、赤字でも納付が発生します。事業主の消費税は、預かった消費税と、支払った消費税額の差額を納付するので、当り前なのですが、、、。

でも、お金の入金や出金の際は、消費税分が、分かれていないので、消費税納付分は運転資金として使われてしまいます。

その結果、納付時期になって、支払えないということになってしまします。税の中でも、滞納率が高いのは、消費税というのは、儲かっていない会社が消費税分を運転資金として使っているためです。

しかも、滞納した税の中で、税務署からの督促が一番厳しいのは、消費税です。

何故なら、預かった消費税を運転資金として使ったからです。法人税は、儲けた果実から支払うので、税務署からすれば、利益上げて税金払ってくれてありがとうですが、消費税は、預かっている税金を、勝手に使うな!
という考えなんです。

俺は税金を払っている!とは、会社だと法人税等のことであり、消費税は預かった税金を支払っているということなんです。
給与源泉も一緒ですね。

中小企業はまだ苦しい所が多いです。儲かっているところは儲かっていますが、儲かっていないところは、全然儲かっていません。白黒ハッキリしています。

知り合いの金融機関の融資担当は、9月も条件変更ばかりしていた言っていました。

こんな状態で、消費税が上がり、消費税の納付ができない中小企業が沢山出てくるのではないかと危惧しています。
そして、厳しい督促で、売掛金などを差し押さえされる企業も増えるんではないかと思います。

顧問税理士さんと、今後の増加する消費税について、相談され、納付対策をキチンとやって下さい。

そうでないと、消費税で苦しむことになります。

消費税は中小零細企業が一番ダメージがあることを、理解して下さい。

本当にこの時期の増税は、残念でなりません。
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