消費税増税
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2013/09/30(Mon)
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いよいよ明日、安倍総理が、消費税増税をするか否かを、決断されます。
9月はよくニュースや新聞で、総理が消費税増税を決断!とか、閣僚が総理から消費税増税を決めたとか言っていますが、安倍総理が決断するのは、10月1日の日銀短観発表を見てからと前から言っています。 どれだけ、マスコミは増税したいのかと思います。正しい、情報を流してもらいたいと思います。 私は、増税は今ではないと思っています。 1つは、顧客先などの消費の現場を見ていると、とても消費税増税分の値上げを出来る状況かと言うとそうではないと思います。 増税後、デパートは、税込表示とするが、スーパーは税抜表示にするそうです。この動きを見ていても、一般消費財、生鮮食料品は、増税分を価格に乗せることが、困難だと思っているはずです。 値上げできない部分は、中小零細企業に押し付けられ、給与などを削減して、事業を継続することになり、デフレへ進んでしまいます。 もう1つは、データでは、デフレは解消していません。 新聞やニュースで、消費者物価指数0.8%上昇 8月 3カ月連続プラスと言っていますが、0.8%は生鮮食料品を除く総合指数であり、エネルギー物価は含まれています。 生鮮食料品とエネルギー物価を除かないと、本当の物価上昇は分かりません。 総務省統計局の発表資料で見ると http://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.htm 結果は、 −0.1% まだ、デフレなんです。 円安や原発停止により、ガソリンや電気代が大幅に上昇しています。エネルギーの物価上昇を除かないと、実際の物価上昇はわからないはずなのに、ニュースでは、平然と、プラスであると報道しています。 デフレが解消してから、消費税を増税するとの約束でした。 20年間デフレ続きで、デフレに慣れた国民が、たった1年も満たない株価上昇や、景気の高揚ムードで、デフレを解消できるとは、考えにくいと思いませんか。 物価をあげるには、国民のデフレマインドも解消しないと、物価は上がらないと思います。 実際には、まだデフレは解消していませんので、消費税は、もう少し、様子を見てもらいたいと願っています。 明日の夕方には、首相の決断会見があるようです。 ドキドキしながら、発表を見守りたいと思います。 スポンサーサイト
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